今週末、スペインのスーパーバイク選手権のバルセロナラウンドが開催され、ウナイ・オラドレとボルハ・ゴメスがレースで勝利を収めました。イヴォ・ロペスは表彰台を逃し、選手権のリーダーシップからさらに遠ざかりました。
ポールポジションからスタートしたオラドレ(チームホンダ・ラグリッセ)は、初レースでのアドバンテージを活かし、全10周の終わりにリードを保ちました。チームメイトのゴメスは、初期の周回で2位を争いましたが、最終的にはリーダーについていける唯一のライダーとなりました。
結局、オラドレはゴメスの0.5秒前でフィニッシュラインを切り、勝利を決めました。シモン・イェスペルセン(チームスカンジナビア/ヤマハ)は3位で、孤独なレースを展開しましたが、ロペス(BMWイージーレースチーム)は8位で走行していた後、最終的に4位でレースを終えました。6位にはダニエル・バジェ(ヤマハ)がスーパーストック1000で勝利しました。
第2レースのポールポジションもオラドレが獲得しましたが、展開は大きく異なりました。16周の間、ゴメスとの激しい争いがあり、ポジションの入れ替わりも何度かありました。ゴメスはわずか57ミリ秒の差で勝利を収めました。
イェスペルセンは再び3位で、今回は2.280秒差でした。デンマーク人ライダーはロペスの強い抵抗に遭い、ロペスは表彰台まで0.7秒足らずの4位でフィニッシュしました。ロマン・ラモス(カワサキ・パルメトPLレーシング)は5位、エドゥアルド・モンテロ(チームホンダ・ラグリッセ)はスーパーストック1000で6位の絶対的な位置で勝者となりました。
4ラウンドを終え、オラドレは157ポイントで選手権のリーダーですが、ロペスとの差は23ポイントです。ゴメスはランキングのトップから37ポイント差の3位です。