2026年にはスーパーバイクのパドックに大きな変化が訪れます。スーパースポーツ300世界選手権が終了し、その代わりに新しいエントリーカテゴリーが設立されますが、その名称はまだ発表されていません。
WSSP300は2017年に登場し、‘新興の才能が世界選手権に参加するための持続可能でアクセス可能なプラットフォームを提供するという使命を果たした’とされています。新しいクラスはこの成功を活かしつつ、‘エントリーカテゴリのスポーツ的および商業的な関連性を向上させる’ことを約束しています。
この変更は、いくつかの側面から正当化されています。まず、スーパースポーツ世界選手権とのパフォーマンスの差が縮小され、‘ライダーがより高いクラスに移行する際の進行の道を滑らかにする’ことが目指されています。さらに、‘成長している市場セグメントを反映した機械を展示することを可能にし、メーカーからの関心を引き寄せる’ことが意図されています。
WSSP300の後継となるカテゴリーのバイクは、中型エンジンを搭載したより強力なバイクになります。規則の詳細は今後数ヶ月以内にSBK委員会によって定義される予定です。
したがって、2025年のシーズンがWSSP300の最後の年となり、メーカーやチームは将来のエントリークラスに向けて準備をする時間を持つことになります。