カワサキは、昨年7月に鈴鹿で世界初公開された水素バイクプロトタイプHySEを、欧州の公衆に初めてライブで披露しました。
998ccの直列4気筒エンジンは、水素のみで動作し、カワサキH2の適応版です。ガソリンよりも多くのスペースを占める水素を収容するための追加タンクが装備されています。
これは、水素を未来の燃料として研究する自動車産業の「巨人」たちを集めたグローバルHySEコンソーシアムへのメーカーの関与の成果です。
このバイクは、先週土曜日の4月19日に行われた耐久世界選手権(EWC)の開幕戦であるル・マン24時間レースの開始前に、ル・マンのブガッティサーキットで約15分間走行しました。
現時点では、カワサキの水素バイクが市場に導入される予定は近くはなく、2030年代に実現する計画です。