7シーズンを経て、中上貴晶のMotoGPでのキャリアが終わりを迎えます。2024年シーズンは最後のシーズンとなり、その後は日本でHRCの開発ライダーに転身することが今晩発表されました。
日本人ライダーは、グリッドを離れることが個人的な決断であったことを示唆し、「2024年シーズンの終わりにMotoGPから完全に引退することを決めました。私を支えてくださったすべてのファンに心から感謝の意を表したいです。また、長年のサポートをいただいた出光興産とホンダにも感謝したいです」と述べました。
競技からは離れますが、中上はHRCの開発ライダーとしてMotoGPに関与し続け、ホンダHRCのテストチームを強化します。#30はこの新しい役割について、「2025年からHRCの競技用バイクの開発に関わります。MotoGPでの7年間の経験を活かせることに非常に満足しています。それはとてもやりがいのあることです」と語りました。
舞台を去る前に、まだ今シーズンを完了する必要があり、中上は特に日本GPに注目しています。「モテギでの日本GPが10月に近づいています。これまで厳しいシーズンでしたが、日本の観客のエネルギーを受けて、できるだけ高い位置でフィニッシュしたいです」と述べました。