オーストリアGPで今シーズンのMotoGPでの最悪の結果を並べたファビオ・クアルタラロは、今週末にアラゴンGPに挑む。モンスターエナジー・ヤマハのライダーは、先週ミサノでテストした最新のエアロダイナミクスをYZR-M1に搭載する。
前回のレースよりも良い結果を期待しているか尋ねられたフランス人は、こう答えた:‘良くなるかは分からないが、同じような結果を期待している。ただ、少しでも気分が良くなればと思っている。ミサノでは多くのことをテストしたが、残念ながらすべてが期待通りにいったわけではない。今週末はミサノでテストした新しいエアロダイナミクスを使用する。このサーキットではミサノ以上の感触を得られることを願っているが、これが今週末からシーズン終了まで使うものだ’。
クアルタラロは先週ミサノでテストした内容について話し、現在の大きなニーズはより良いグリップを見つけることだと説明した。彼はそれがより良い結果に繋がると信じている:
–ミサノで新しいシャーシと新しいエンジンを試した。新しいエンジンの感触は少し良かったが、ラップタイムは同じだった。だから、少し複雑だ。新しいシャーシは良くなかった。しかし、グリップを向上させる方法を本当に理解しようとしている。過去の経験から、他のライダーと比較して困難を抱えていたことを知っている。しかし、2年前の自分たちと比較すると、さらに劣っている。だから、実際にグリップを見つけられる日が来たら – エンジンやエレクトロニクスが最高ではないことは分かっているが – 大きな一歩を踏み出せるだろう。しかし、グリップを見つけることが問題だ。